STEP 1 · 学習

AB-100 学習エージェント型 AI ビジネスソリューションアーキテクト(Expert)

公式の出題分野ごとに要点を読み、各分野の最後にある「この分野を練習する」でその分野だけの問題を解きます。分野の比率が大きいほど本試験での出題が多くなります。

01

AI を活用したビジネスソリューションの計画

Plan AI-powered business solutions

25–30%

学習目標

  • タスク自動化・データ分析・意思決定支援のどこにエージェントを使うか評価できる
  • グラウンディング用データの品質(正確性・関連性・鮮度・整備状況・可用性)を点検できる
  • Cloud Adoption Framework の AI 導入プロセスと AI CoE を踏まえた全社戦略を描ける
  • TCO を含む ROI 分析と、構築・購入・拡張の判断ができる

要点

  • 最初に「その業務でエージェントが何をするか」を分類する:タスクの自動化、データ分析、意思決定の支援。意思決定は最終判断を人に残す設計が前提。
  • グラウンディング用データは、正確性・関連性・鮮度・整備状況(クリーンさ)・可用性で点検する。データが整っていなければエージェントの品質は上がらない。
  • Cloud Adoption Framework の AI 導入プロセスに沿って、戦略・計画・準備・ガバナンスを段階的に進める。
  • Microsoft 365 Copilot の拡張で足りるか、Copilot Studio でカスタムエージェントを作るか、Foundry でカスタムモデルを作るかを要件で判断する。
  • プロンプトライブラリとプロンプト作成ガイドラインを整備し、部門間で品質を揃える。AI CoE(Center of Excellence)が推進とガバナンスの中核となる。
  • ROI は TCO(ライセンス・開発・運用・人による確認工数)を含めて評価する。構築・購入・拡張の比較、モデルルーターによるコスト最適化も選択肢。

業務での使いどころ

  • 営業Dynamics 365 Sales の Copilot 機能で足りる範囲と、独自の見積エージェントが必要な範囲を切り分け、構築コストを比較。
  • 総務社内規程データの鮮度と所有者を棚卸ししてからグラウンディングに使う。古い規程は先に整理。
  • 経理請求書処理の ROI を、削減時間だけでなく確認工数・運用費を含めた TCO で試算し、稟議資料にする。

公式の評価項目(英語)

  • Analyze requirements for AI-powered business solutions
  • Design overall AI strategy for business solutions
  • Evaluate the costs and benefits of an AI-powered business solution

公式の学習リソース

02

AI を活用したビジネスソリューションの設計

Design AI-powered business solutions

25–30%

学習目標

  • タスクエージェント・自律エージェント・プロンプト応答型エージェントを使い分けて設計できる
  • Copilot Studio のトピック(フォールバック含む)・エージェントフロー・プロンプトアクションを設計できる
  • MCP・コンピューター使用・Microsoft 365 エージェントによる拡張を設計できる
  • Dynamics 365 や Power Platform の既製 AI 機能・エージェントの構成をまとめられる

要点

  • エージェントの型を区別する:依頼されたタスクを実行するタスクエージェント、トリガーで自ら動く自律エージェント、質問に答えるプロンプト応答型。
  • 自律エージェントほど権限・承認・監視の設計が重くなる。影響範囲で型を選ぶ。
  • Copilot Studio では、標準の自然言語処理、会話言語理解(CLU)、生成 AI オーケストレーションを要件で使い分ける。想定外の発話にはフォールバックトピックを用意する。
  • 拡張は MCP(ツール接続)、コンピューター使用(API のない画面操作)、Microsoft 365(Teams・SharePoint)上のエージェントなどを組み合わせる。
  • 既製の AI 機能(Dynamics 365 の Copilot、Microsoft 365 Copilot for Sales / Service、Power Platform の AI 機能など)を先に検討し、足りない部分だけ作る。
  • Power Platform Well-Architected Framework をインテリジェントアプリケーションのワークロードに適用し、信頼性・セキュリティ・運用性を確保する。

業務での使いどころ

  • 営業商談記録の要約は既製の Copilot 機能、与信確認と値引き承認は独自のタスクエージェント+承認フローで設計。
  • 総務Teams・SharePoint 上の社内ポータルにプロンプト応答型エージェントを配置。想定外の質問はフォールバックで総務窓口へ。
  • 経理月次締めの督促は自律エージェントで開始するが、送信対象と文面は担当者承認後にのみ送付。

公式の評価項目(英語)

  • Design AI and agents for business solutions
  • Design extensibility of AI solutions
  • Orchestrate configuration for prebuilt agents and apps

公式の学習リソース

03

AI を活用したビジネスソリューションの展開

Deploy AI-powered business solutions

40–45%

学習目標

  • エージェントの監視プロセス・指標・テレメトリ解釈を設計し、改善サイクルを回せる
  • エージェント・カスタムモデル・複数 Dynamics 365 アプリにまたがるテスト戦略を作れる
  • データ・Copilot Studio・Foundry Agent Service・カスタムモデル・Dynamics 365 の ALM を設計できる
  • セキュリティ・ガバナンス・プロンプト操作への対策・データ所在地・アクセス制御・監査証跡を設計できる

要点

  • 監視は「指標→テレメトリの解釈→チューニング」の循環。利用者のフィードバックとバックログも改善の入力にする。
  • テストはプロセスと指標を先に決める。カスタムモデルには検証基準を、複数アプリをまたぐ業務には E2E シナリオを用意する。
  • ALM は対象ごとに設計する:AI が使うデータ、Copilot Studio のエージェント・コネクタ・アクション、Foundry Agent Service、カスタムモデル、Dynamics 365 の AI 機能。
  • セキュリティとガバナンス:エージェントの権限、モデルの保護、グラウンディング・チューニング用データへのアクセス制御を設計する。
  • プロンプト操作(プロンプトインジェクション等)を脆弱性として分析し、入力の扱い・ツール権限・承認で多層的に緩和する。
  • データ所在地(レジデンシー)と移動のコンプライアンスを検証し、モデル・データ変更の監査証跡を残す。責任ある AI 原則への準拠をレビューする。

業務での使いどころ

  • 営業見積エージェントの利用状況と失注理由のフィードバックをバックログ化し、月次でチューニング。
  • 総務社内ポータルのエージェントを Copilot Studio のソリューションで ALM 管理し、規程改定時は E2E テスト後に展開。
  • 経理仕訳提案に使うデータとモデルの変更履歴を監査証跡として保存。会計監査で提示できる状態にする。

公式の評価項目(英語)

  • Analyze, monitor, and tune AI-powered business solutions
  • Manage the testing of AI-powered business solutions
  • Design the ALM process for AI-powered business solutions
  • Design responsible AI, security, governance, risk management, and compliance

公式の学習リソース

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ご利用上の注意(非公式・独自問題・合格保証なし)