エージェントソリューションの計画と構成
Plan and configure agent solutions
学習目標
- 社内向け/社外向けで認証・チャネル・公開範囲を切り分けて計画できる
- 人の承認(human-in-the-loop)とエラー処理を含むエージェントフローを設計できる
- トピック・変数・アダプティブカード・生成回答ノードを用途で使い分けられる
要点
- 最初に決めるのは「誰が使うか」。社内(従業員)か社外(顧客)かで、認証方式・公開チャネル・参照してよいナレッジが変わる。
- ID 戦略:利用者本人の権限で文書を参照させるか、エージェント側の接続で参照させるかを明示する。閲覧権限のない文書が回答に混ざる設計は不可。
- エージェントフローは入力・出力パラメーターを定義し、トピック側の変数と受け渡す。金額や影響の大きい処理は承認ステップ(human-in-the-loop)を挟む。
- エラー処理は「失敗したら止めて人に通知」が基本。再試行回数・タイムアウトを決め、失敗を成功として返さない。
- 変数はスコープを意識する:1トピック内ならトピック変数、複数トピックで共有するならグローバル変数。環境ごとに変わる値は環境変数へ。
- 定型の分岐はトピック、規程集などに基づく自由質問は生成回答ノード、表やボタンを返すならアダプティブカード、と役割を分ける。
- ガバナンス:開発・テスト・本番の環境分離、DLP ポリシーによるコネクタ制御、再利用部品の共通化を計画段階で決める。
業務での使いどころ
- 営業見積照会トピック:顧客名を受け取り、エージェントフローで基幹システムから見積状況を取得してアダプティブカードで表示。値引き率の変更は上長承認フローへ。
- 総務社内ヘルプデスクを Teams で提供。就業規則・備品申請は生成回答ノードで規程を根拠に回答し、申請は定型トピックで受付。
- 経理支払申請フロー:一定金額以上は承認アクションで部長承認を必須化。失敗時は処理を停止し経理担当へ通知。
公式の評価項目(英語)
- Plan an agent solution
- Create and monitor agent flows in Copilot Studio
- Configure topics