STEP 1 · 学習

中小企業診断士 学習中小企業診断士:1次7科目と2次事例演習

出題分野ごとに要点を読み、各分野の最後にある「この分野を練習する」でその分野だけの問題を解きます。分野の比率が大きいほど本試験での出題が多くなります。

01

経済学・経済政策

Economics and economic policy

各科目同配点・本站では均等抽出

学習目標

  • 各論点の定義・条件を区別し、例題と演習で計算・判断の根拠を説明できる。

要点

  • 需要曲線は価格と需要量の関係を、他の条件を固定して表します。所得・嗜好の変化は曲線を移動させます。需要量と供給量が一致する均衡は、両式を連立して求めます。上限価格は均衡より低く設定されたときに不足を生みます。
  • 価格弾力性の絶対値は需要量変化率を価格変化率で割ります。1より大きい場合、小幅の値上げは通常売上を減らします。交差弾力性は代替財で正、補完財で負が基本です。所得弾力性が負なら下級財であり、低品質という意味ではありません。
  • 予算線PxX+PyY=Iは購入可能な組合せを示します。無差別曲線は同じ効用の組合せです。通常の内点解では限界代替率が価格比に一致します。所得効果と代替効果を分けると、価格変化への反応を整理できます。
  • 短期には固定費と変動費を区別し、限界費用は生産を1単位増やす費用です。完全競争企業は操業するなら価格と限界費用を比較します。短期の操業停止は平均可変費用、長期の退出は総費用の回収可能性を考えます。
  • 完全競争では個別企業は価格受容者です。独占は需要曲線を踏まえてMR=MCで数量を選び、需要曲線から価格を求めます。寡占では相手の反応が重要です。ナッシュ均衡は相手の戦略を所与として自分だけ変更する誘因がない組合せです。
  • 消費者余剰は支払意思額と価格の差、生産者余剰は価格と供給に必要な費用の差です。課税は買い手価格と売り手受取額の間に楔を作り、取引減少による死荷重を生じ得ます。外部性や公共財では私的な判断と社会的な最適が一致しないことがあります。
  • GDPは国内で一定期間に生まれた付加価値を集計し、中間投入の二重計上を避けます。名目値は当期価格、実質値は価格変化を除いた数量面を捉えます。失業率の分母は人口全体ではなく労働力人口です。
  • 単純な閉鎖経済で租税を無視するとY=C0+cY+I+G。政府支出乗数は1/(1−c)です。税・輸入・金利変化を含めれば結果は変わります。ISは財市場、LMは貨幣市場の均衡を表し、財政拡張は利子率上昇を通じて民間投資を抑える場合があります。
  • 貨幣需要には取引目的や資産保有の動機があり、金利は現金保有の機会費用です。単純な準備率モデルの信用乗数は1/rですが、現金漏出等を無視した値です。実質利子率は概ね名目利子率から期待インフレ率を引きます。
  • 比較優位は絶対的な生産性ではなく機会費用で判断します。為替は円/ドルなど表示方向を先に確認します。国際収支では財・サービス、所得等の経常取引と金融取引を分け、貿易収支だけで経常収支全体を判断しません。

業務での使いどころ

  • 業務で活かす値上げ案では数量の反応を見積もり、売上と利益の両方を比較します。需要が伸びるという予想だけで設備投資を決めません。

学習する主要論点(当サイト編成)

  • 需要・供給と市場均衡
  • 弾力性と売上
  • 消費者行動と予算制約
  • 生産費用と利潤最大化
  • 市場構造とゲーム理論
  • 余剰・税・市場の失敗
  • GDP・物価・失業
  • 財市場・乗数とIS–LM
  • 貨幣・金融政策とインフレ
  • 比較優位・為替・国際収支

参考リソース

02

財務・会計

Finance and accounting

各科目同配点・本站では均等抽出

学習目標

  • 各論点の定義・条件を区別し、例題と演習で計算・判断の根拠を説明できる。

要点

  • 資産=負債+純資産という貸借関係を保ち、取引を借方・貸方へ記録します。発生主義では収益・費用の認識と入出金の時点が異なります。売掛金の回収は新たな売上ではなく、減価償却は当期の現金支出ではありません。
  • ROEは当期純利益÷自己資本、ROAは用いる利益の定義を確認して計算します。デュポン分解は売上高純利益率×総資産回転率×財務レバレッジ。流動比率は短期支払能力の指標ですが、売掛金の回収可能性や在庫の質も調べます。
  • 限界利益=売上高−変動費。損益分岐点売上高は固定費÷限界利益率です。目標利益を得る売上高では分子に目標利益を加えます。価格・単位変動費・固定費が一定の範囲で使うモデルで、複数製品では販売構成の変化に注意します。
  • 個別原価計算は受注別、総合原価計算は連続大量生産の期間別に原価を集計します。間接費配賦では配賦基準が原価発生の原因を表すか確認します。標準原価差異は価格と数量を分け、責任部門を数値だけで断定しません。
  • 間接法の営業CFは利益から非資金費用や運転資金の増減を調整します。売掛金・在庫の増加は通常資金を拘束し、買掛金増加は支払を繰り延べます。キャッシュコンバージョンサイクルは在庫日数+売掛日数−買掛日数です。
  • NPVは将来の増分CFを資本コストで割り引き、初期投資を差し引きます。IRRはNPVをゼロにする割引率。投資規模や時期が異なる排他的投資ではNPVを重視します。単純回収期間は貨幣の時間価値と回収後CFを十分に扱いません。
  • WACCは市場価値ベースの資本構成で株主資本コストと税引後負債コストを加重します。CAPMは無リスク利子率+β×市場リスクプレミアムです。βは市場との共変動を捉え、企業固有のすべてのリスクを直接表す値ではありません。
  • 債券価格はクーポンと償還額の現在価値。市場利回りが上がれば固定金利債の価格は通常下がります。定率成長配当モデルはP=D1/(r−g)でr>gが必要です。将来配当と当期配当、利回りと表面利率を区別します。
  • 意思決定では代替案で異なる将来収支を比較します。埋没費用は除き、回避可能費用と機会費用は含めます。制約資源がある場合、製品1個の限界利益ではなく制約資源1単位当たり限界利益で優先順位を考えます。
  • ポートフォリオの期待収益率は加重平均ですが、リスクは資産間の相関にも依存します。ヘッジは既存の価格・為替リスクを相殺する取引です。先物為替予約は円換算額の不確実性を抑えますが、有利な為替変動による利益も放棄する場合があります。

業務での使いどころ

  • 業務で活かすAI導入費100に対し、1年後の正味キャッシュフロー110、割引率10%ならNPVは0です。時短効果を全額現金化できるとは仮定せず、条件を分けます。

学習する主要論点(当サイト編成)

  • 簿記・財務諸表のつながり
  • 収益性・安全性・効率性の分析
  • CVP・損益分岐点と安全余裕
  • 原価計算・配賦・標準原価差異
  • キャッシュフロー・運転資金
  • NPV・IRR・回収期間
  • 資本コスト・WACC・CAPM
  • 債券・株式評価と配当
  • 関連原価・制約条件下の意思決定
  • ポートフォリオ・為替リスク管理

参考リソース

03

企業経営理論

Business management theory

各科目同配点・本站では均等抽出

学習目標

  • 各論点の定義・条件を区別し、例題と演習で計算・判断の根拠を説明できる。

要点

  • 5フォースは既存競争、参入、代替品、買い手・売り手の交渉力から業界の収益構造を分析します。コスト優位は値下げだけでなく低い費用構造、差別化は顧客が価値を認める違いが必要です。集中戦略は対象市場を絞ります。
  • VRIOは価値、希少性、模倣困難性、組織的活用を確認します。アンゾフは製品と市場の既存・新規で成長方向を分けます。提携は資源を補完できますが、相手への依存、知識流出、目的の不一致も検討します。
  • PPMは市場成長率と相対的市場シェアで事業を分類します。高成長・高シェアは花形、低成長・高シェアは金のなる木。資金需要と創出の仮説を作る道具で、分類だけで撤退を決めません。製品ライフサイクルも市場ごとに経路が異なります。
  • 機能別組織は専門性や規模の経済を活かし、事業部制は製品・市場別の責任を明確にします。マトリックスは二重の指揮系統を持ち調整が重要です。環境や戦略、技術に適した構造を選ぶため、唯一最善の組織はないと考えます。
  • ハーズバーグは不満を防ぐ衛生要因と仕事の達成・承認等の動機付け要因を分けます。期待理論は努力が成果へつながる期待、成果と報酬の関係、報酬の魅力を考えます。リーダーシップは課題と関係の両面から状況に応じて判断します。
  • OJTは実務内、Off-JTは通常業務を離れた教育です。評価では目標の難度、観察根拠、評価者誤差を調整します。配置・能力開発・報酬の制度整合が重要です。労務の法的判断は労働時間や契約形態だけでなく適用条件・最新法令を確認します。
  • セグメンテーションは顧客を共通の反応等で分け、ターゲティングで選び、ポジショニングで顧客の頭の中の位置を定めます。市場規模だけでなく到達可能性、反応の違い、自社能力を確認します。ブランドは識別と連想・信頼の蓄積を担います。
  • 4Pは製品・価格・流通・販促を一体で設計します。価格は原価だけでなく需要価値と競争を考慮します。上澄み吸収価格は初期の高支払意思層、浸透価格は普及を狙います。製品ライン拡張では既存商品の共食いやブランド整合も確認します。
  • 流通業者は取引数の縮減、品揃え形成、物流等を担います。プッシュは流通業者への働きかけ、プルは最終顧客の需要喚起です。CRMでは獲得・維持・育成をつなぎ、売上額だけでなく継続率や貢献利益、顧客生涯価値を確認します。
  • 調査では母集団、標本抽出、質問の偏りを先に確認します。相関は因果を意味しません。サービスは無形性、同時性、変動性、消滅性を持つと整理され、品質の標準化と顧客参加の設計が重要です。デジタル指標は分母と集計期間をそろえます。

業務での使いどころ

  • 業務で活かす問い合わせ対応AIを全顧客へ一律展開する前に、どの顧客群の何の不便を解決するかを定め、現場の評価制度と矛盾しないか確認します。

学習する主要論点(当サイト編成)

  • 競争戦略と5フォース
  • VRIO・成長戦略・企業間連携
  • PPM・製品ライフサイクル
  • 組織構造・権限・コンティンジェンシー
  • 動機付け・リーダーシップ
  • 人材育成・評価と労務の基礎
  • STP・購買行動とブランド
  • 製品政策・価格設定
  • 流通チャネル・販促と関係管理
  • 調査・サービス品質とデジタル指標

参考リソース

04

運営管理

Operations management

各科目同配点・本站では均等抽出

学習目標

  • 各論点の定義・条件を区別し、例題と演習で計算・判断の根拠を説明できる。

要点

  • 受注生産と見込生産は受注と着手の前後関係で分けます。個別・ロット・連続生産は品種と量の違いです。機能別配置は多品種へ対応しやすい一方、運搬・仕掛管理が複雑になりがちです。製品別配置は流れを単純化しますが品種変化への柔軟性を確認します。
  • 総合計画、基準生産計画、資材所要量計画を整合させます。MRPは部品表、在庫、リードタイム等から従属需要を展開し、発注時期を逆算します。PERTでは最長所要時間の経路がクリティカルパスで、短い経路を急がせても全体短縮にならない場合があります。
  • IEは工程・動作・時間を分析し、作業方法と標準を改善します。ECRSは排除、結合、交換、簡素化の順で考えます。標準時間は正常時間に余裕を加えますが、余裕率の分母が正常時間か標準時間かで式が変わるため明記します。
  • パレート図は項目別の大きさと累積比率を、特性要因図は原因仮説を、管理図は時系列の安定性を確認します。規格限界は要求仕様、管理限界は工程変動から設定します。工程が安定していても規格を満たさない場合があります。
  • EOQは発注費用と保管費用の和を最小化する基本モデルで√(2DS/H)。需要一定、欠品なし等の仮定があります。定量発注は在庫が発注点へ達したら一定量を発注、定期発注は決まった時点で必要量を計算します。安全在庫は不確実性に備えます。
  • JITは必要な物を必要な時に必要量、後工程引取り等で流れを改善します。かんばんは情報伝達・生産指示の仕組みです。TOCは全体の制約工程に着目します。ライン効率は総作業時間÷(工程数×サイクル時間)で計算し、作業の先行関係も守ります。
  • 商圏は距離だけでなく交通、競合、吸引力、顧客の購買目的で変わります。売場では主通路、回遊、視認性、買回りを設計します。店舗面積の拡大は売上だけでなく坪効率、人員、賃料や在庫の増加も含めて判断します。
  • 商品計画は品揃え、数量、価格、販売時期を合わせます。売上高=客数×客単価で、客単価は購入点数×平均単価に分けられます。商品回転率と粗利益率を併せて在庫投資の効率を見ます。GMROIは粗利益額÷平均在庫原価です。
  • 物流は輸送、保管、荷役、包装、流通加工、情報をつなぎます。SCMは企業をまたぐ需給と在庫を全体で整合します。ブルウィップ効果は下流の小さな需要変動が上流へ増幅する現象。情報共有、発注平準化、リードタイム短縮等を検討します。
  • POSは販売時点の品目・数量・金額等を記録しますが、売れなかった理由までは直接分かりません。需要予測では季節性、販促、欠品等を分けます。ABC分析は累積構成比で重点管理を支え、A品へ管理資源を厚く配分します。

業務での使いどころ

  • 業務で活かす前工程にAIを入れても後工程の確認がボトルネックなら完成量は増えません。仕掛品と確認待ち時間も測ります。

学習する主要論点(当サイト編成)

  • 生産形態・レイアウト
  • 生産計画・MRP・工程管理
  • IE・標準時間・稼働分析
  • 品質管理・QC七つ道具
  • 在庫・EOQ・発注方式
  • JIT・制約理論・ライン編成
  • 店舗立地・商圏とレイアウト
  • 商品管理・売価還元とGMROI
  • 物流・SCM・輸配送
  • POS・需要予測・店舗情報

参考リソース

05

経営法務

Business law

各科目同配点・本站では均等抽出

学習目標

  • 各論点の定義・条件を区別し、例題と演習で計算・判断の根拠を説明できる。

要点

  • 株式会社の株主は原則として株式引受価額を限度に責任を負い、会社と株主の財産を区別します。合同会社は持分会社で全社員が有限責任社員です。法人形態の選択では設立費だけでなく意思決定、資金調達、持分移転を比較します。
  • 株主総会、取締役、取締役会、監査機関の権限は会社の機関設計によって異なります。所有と経営を区別し、利益相反や監督の仕組みを確認します。取締役会設置会社では業務執行の意思決定と監督、代表取締役の選定等を取締役会が担います。
  • 株式は出資、社債は債権であり、議決権や返済関係が異なります。増資では既存株主の持分比率の希薄化を確認します。株式譲渡は株主が変わり、事業譲渡は特定事業の資産・契約等の移転を扱うため、雇用・許認可・承継手続も個別に確認します。
  • 契約は申込みと承諾の合致を基本とし、書面が成立要件となる類型もあります。債務不履行では履行請求、損害賠償、解除の要件を分けます。契約書は成立だけでなく、仕様、検収、支払、責任範囲や変更の証拠として重要です。
  • 信用取引では契約、履行証拠、請求・入金、期限管理をつなぎます。物的担保は特定財産、保証は第三者の責任を利用します。時効は請求権の種類や起算点等で異なり、単なる社内記録だけで法的効果を判断しません。
  • 産業財産権は保護対象と期間、審査・登録の仕組みを区別します。特許は発明、実用新案は物品の形状等の考案、意匠はデザインを保護します。公開前の出願検討が重要で、日本での権利取得が自動で全世界に効力を持つわけではありません。
  • 商標は商品・サービスの出所を識別します。登録対象の商品・役務と類似範囲を確認し、社名登記だけで商標権を取得したとは考えません。商標権は設定登録から10年で更新可能。ライセンスでは対象、地域、期間、品質管理、再許諾等を定めます。
  • 著作権は創作的な表現を保護し、抽象的アイデアそのものとは区別します。原則として創作時に生じ登録は成立要件ではありません。営業秘密は秘密管理性、有用性、非公知性の要件を確認します。データの利用権限は契約・取得条件も重要です。
  • 競争者間で価格等を取り決めるカルテルや、取引上優越した地位の不当な利用を区別します。2026年1月から取適法が施行され、対象取引・規模要件・発注時期等を確認します。独禁法と取適法は名称が似た別の制度で、契約合意だけで違法性が消えるとは限りません。
  • 事業承継では経営権、株式・資産、ノウハウを分けて準備します。相続・遺留分等の民法関係と会社法上の議決権を合わせて確認します。倒産対応では清算型と再建型を区別し、支払不能の兆候があれば資金繰りと法的選択肢を早期に整理します。

業務での使いどころ

  • 業務で活かすAIサービスの契約で入力データの利用目的、成果物の利用範囲、事故時の対応、解約時のデータ返却を確認します。公開情報だから自由に転載できるとは考えません。

学習する主要論点(当サイト編成)

  • 会社形態・出資と責任
  • 株主総会・取締役とガバナンス
  • 株式・資金調達・組織再編
  • 契約・債務不履行・解除
  • 債権管理・担保・保証
  • 特許・実用新案・意匠
  • 商標・ブランドとライセンス
  • 著作権・営業秘密・データ
  • 独占禁止法・取適法と取引
  • 事業承継・相続と倒産手続

参考リソース

06

経営情報システム

Management information systems

各科目同配点・本站では均等抽出

学習目標

  • 各論点の定義・条件を区別し、例題と演習で計算・判断の根拠を説明できる。

要点

  • CPU・主記憶・補助記憶は役割と速度が異なります。キャッシュは局所性を利用します。可用性はMTBF/(MTBF+MTTR)で、故障しにくさと復旧の速さの両面から改善します。直列・並列の信頼性計算は独立故障等の仮定を明示します。
  • IPは経路をまたぐ通信、TCPは順序・再送等、DNSは名前解決を担います。TLSは通信の機密性・完全性等を支えますが、入力内容の正しさや端末の無感染を保証しません。通信速度のbitと容量のbyteは8倍の関係です。
  • 主キーは行を識別し、外部キーは表間の参照関係を支えます。正規化は更新異常や重複を減らし、関数従属性を整理します。ACIDは原子性、一貫性、独立性、永続性。SQLではWHEREは行、HAVINGは集約後のグループを絞ります。
  • 要求定義は機能だけでなく性能、可用性、セキュリティ、運用等の非機能要件を含みます。ウォーターフォールと反復型は不確実性に応じて選びます。単体・結合・システム・受入テストは対象と確認責任が異なり、レビューや静的解析も組み合わせます。
  • RFIは情報収集、RFPは提案依頼を支えます。契約形態と責任範囲、成果物、検収条件を定義します。SLAは合意するサービス水準。障害対応では復旧を急ぐインシデント管理と原因・再発防止を扱う問題管理を区別します。
  • ERPは業務データや処理を統合し、部門別の二重入力を減らすことを狙います。BPRは既存業務の根本的見直しで、単なる画面置換と区別します。共通マスタ、データ責任、例外処理、移行と定着を設計し、現状の無駄をそのまま自動化しないようにします。
  • IaaSは基盤、PaaSは開発実行環境、SaaSは完成したアプリケーションの利用を中心とします。責任分担はサービスと契約で異なります。APIは機能・データの接点で認証、権限、制限、変更互換性が重要。可変費用も利用量増で高くなるためTCOを比較します。
  • 機密性・完全性・可用性を守るため、アクセス制御、暗号、バックアップ、監視、教育を組み合わせます。共通鍵と公開鍵は鍵配布と処理の特性が異なります。電子署名は秘密鍵で署名し公開鍵で検証します。ハッシュは通常復号を目的としない要約です。
  • 平均と中央値は外れ値への反応が異なります。回帰の相関は因果を保証せず、検証データへの情報漏えいは性能を過大評価します。分類では適合率=TP/(TP+FP)、再現率=TP/(TP+FN)。指標は誤検知と見逃しの費用に合わせて選びます。
  • IT統制では承認、職務分掌、変更履歴、アクセス管理等を整えます。監査は独立した立場で証拠に基づき評価します。BCPは業務の継続・復旧を対象とし、RTOは目標復旧時間、RPOは許容するデータ損失の時点を示します。

業務での使いどころ

  • 業務で活かす社内規程RAGを導入するなら、利用者の権限で検索結果を絞り、権限外文書が候補に混ざらないことを試験します。

学習する主要論点(当サイト編成)

  • コンピュータ構成・性能と信頼性
  • ネットワーク・インターネット
  • 関係データベース・SQL・正規化
  • 要求定義・開発手法・テスト
  • IT調達・プロジェクト・サービス管理
  • ERP・業務改革・企業アーキテクチャ
  • クラウド・仮想化・API
  • 情報セキュリティ・暗号・認証
  • 統計・データ分析・AI
  • IT統制・監査・事業継続

参考リソース

07

中小企業経営・政策

SME management and policy

各科目同配点・本站では均等抽出

学習目標

  • 各論点の定義・条件を区別し、例題と演習で計算・判断の根拠を説明できる。

要点

  • 中小企業基本法の中小企業者は業種別に資本金又は従業員数で判定します。製造業等は3億円以下又は300人以下、小売業は5千万円以下又は50人以下。小規模企業者は従業員数で判定し、商業・サービス業は原則5人以下、その他は20人以下です。制度別の特例もあります。
  • 白書は刊行年と調査対象年が異なる場合があります。図表では母集団、企業と事業所、業種、規模、名目・実質、単位を確認します。構成比と増減率、%とポイントの差を区別し、異なる母集団の数字を直結しません。
  • 労働生産性は付加価値÷労働投入で、人数か時間かをそろえます。売上高だけでは外注・仕入の影響を除けません。2026年版白書は稼ぐ力、生産性、人材確保・活用等を扱います。価格転嫁、商品価値、工程改善を分けて検討します。
  • 中小企業の人材確保は採用数だけでなく定着、育成、仕事の設計と賃金原資を考えます。開業率・廃業率は分母や統計資料により定義が違うため同じ系列で比較します。地域の支援は地域内取引、雇用、集積や後継者の課題も捉えます。
  • 公的融資は資金調達、信用保証は金融機関融資の信用補完です。保証協会が代位弁済しても借り手の返済義務が単に消えるわけではありません。設備資金と運転資金、返済原資と担保を分け、対象制度の審査や資金使途を確認します。
  • 補助金は目的、対象者、経費、申請時期、交付・実績報告等の条件を確認します。採択と交付決定、支払は同じ時点とは限りません。補助率と上限、消費税や対象外経費を区別し、自己資金とつなぎ資金を計画します。
  • 経営革新計画は新たな事業活動による経営向上、経営力向上計画は人材・管理・設備等による経営力向上を図ります。承認・認定と融資・税制等の利用審査は別です。DX支援もツール購入だけでなく課題、業務改革、人材、成果指標を結びます。
  • よろず支援拠点、商工会・商工会議所、認定経営革新等支援機関等を課題に応じて利用します。小規模企業共済は経営者等の退職・廃業後の生活安定、経営セーフティ共済は取引先倒産に伴う連鎖倒産防止を主な目的とする別制度です。
  • 親族内、従業員、第三者承継は後継者、所有権、資金、信頼関係の課題が異なります。M&Aでは価格だけでなく財務・法務等のデューデリジェンスと統合後の計画が必要です。再生では事業の採算と過大債務、資金繰りを分けて整理します。
  • 事業継続力強化計画は防災・減災の事前対策を認定する制度です。企業間連携は共同調達、開発、販路等を補完しますが役割と費用負担を決めます。海外展開では需要、規制、知財、決済、為替、物流、現地運営を合わせて検討します。

業務での使いどころ

  • 業務で活かすAIツール購入への支援を探す前に、解決する業務課題と投資目的を整理します。過年度の紹介記事だけで対象経費や締切を判断しません。

学習する主要論点(当サイト編成)

  • 中小企業・小規模企業の定義
  • 白書・統計・図表の読み方
  • 付加価値・生産性と賃上げ
  • 人手不足・開廃業・地域経済
  • 公的融資・信用保証
  • 補助金・助成金と申請実務
  • 経営革新・経営力向上・DX支援
  • 支援機関・経営相談・共済
  • 承継・M&A・再生支援
  • 防災・連携・海外展開

参考リソース

読み終えたら

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